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ファストフード店の開業

起業概要

今の日本で最も飲食店展開しているお店の種類は何か、調べてみるまでもなく『ファストフード店』が上げられます。 またファストフードと言われるものも種類が豊富で、和洋に関係なく展開しています。 中には地域独自のものまであるため、正式な数を把握しようとしたらとんでもない数になるため、ここでは一旦取り上げません。

もはや全国共通、何処でも見かけるファストフード店ですが、具体的な店名を上げるとするなら次のような店舗が代表的なファストフード店でしょう。

  • マクドナルド
  • ケンタッキーフライドチキン
  • すき家

上げていくときりがないものの、何処の街に言っても、駅前を少し見渡せばこの3つは必ずと言っていいほど目に付きます。 そんなファストフード店を開業する場合、どんな店に気をつければ良いのか、ご紹介していきましょう。

客層について

まず始めに客層についてですが、こちらは若年層から中年層の方々が主な利用者です。 高齢者の中にも利用される方はいますが、やはり主力は先の二層となります。 これらをターゲティングするに辺り、闇雲にしてはいけないため、まず『店舗展開する立地の人口』をきちんと調査するところから始めていきます。 どの飲食店開業にも同じことがいえますが、何より味と好み、そして利用層で売上を大きく左右するため、ファストフード店はきちんとした経営方針とプランが成功の秘訣です。

立地を考える

続いて立地条件についてですが、こちらは客層の分析と同時進行で行っていきます。 こちらも駅前・繁華街と郊外、どちらに出店するかで左右され、また店舗運営についてもそれぞれ微妙に異なる視点から取り入れていかなくてはなりません。

例えば駅前・繁華街で展開する場合、利用する人のほとんどが『手頃に簡単、安く食べられる』という点を重視しています。 最近の傾向としては、より店内で快適に過ごせるよう店内レイアウトを180度変革させたこともあり、少しでも長く滞在しやすくなったことが何よりの特徴です。 手早く食事を済ませられるという利点はもちろん、2〜3時間の中途半端な空き時間を潰すために立ち寄る、という利用方法もでもファストフード店の利用率は軒並み高くなっています。

例えば郊外店の場合、訪れる方は自動車を使っての来店が主になるため駐車場は必ず用意がなくてはならない。 また店内飲食だけでなく、ドライブスルーで自動車から降りずに商品だけを注文してテイクアウトしたい、という人用の売り場も設置しなくてはいけないのです。 価格と品質については駅前・繁華街に展開する店舗と変わりませんが、くつろげるレイアウトにすることで利用者を増やしていきます。 ただそうなると回転率の問題も出てきてしまうので、そうしたデメリットについても考慮する必要があります。

必要な厨房機器

ファストフード店を開業するに辺り、やはり必要な厨房機器を用意する必要があります。 開業するお店の種類により異なる点もありますが、大まかにまとめると次のような機器が中心です。

  • 食器洗浄機
  • 熱源調理器
  • 冷凍・冷蔵庫
  • フライヤ−
  • コールドテーブル

先に述べた具体的な3店舗を比較しても、上記は必ず用意されています。 ご飯物を取り扱うファストフード店には『炊飯器』があるなど、部分に特徴的な機材の導入ももちろんあります。

必要な許可書

ファストフード店では食事はもちろん、ドリンクや酒類の販売も行っています。 そのため飲食店営業許可書だけでなく、警察署に『深夜酒類提供飲食店』としての届け出も同時に提出しなければなりません。 深夜帯までの営業を主とし、かつお酒を提供している場合には欠かすことのできない届け出です。

また度々気になるだろう点として、『テイクアウト』についての届け出をどうしたら良いのか、という悩みや心配も多く見かけられます。 これは一言では説明できず、また地域によって見解が異なっているのです。 そのためテイクアウトを実施する店舗ではお近くの保健所まで問い合わせて、運営方針や取扱メニューなどから必要な届け出はあるかどうか、そうした確認が必須となります。

FC店の存在

さて、ここからがある意味本題に近い話題ですが、ファストフード店で個人営業をしているお店は殆ど見かけません。 全国各地に見られるファストフード店の大半がフランチャイズ契約による出店が基本となり、独自開発したファストフード店の出店は非常に稀です。 そちらについては、既に開拓された業界かつファストフードとして個人営業のお店はあまりに生き残れる確率が少ないため、というのが大きなところ。

飲食店の中で見れば、店舗数が最も多いファストフード店の開業とは、同時に『フランチャイズ契約を前提とした出店』が基本なのです。 もちろんFCにはFCなりの利点があり、そしてデメリットもあります。 ただそうした損得勘定抜きで考えなくてはいけないのが『チェーン店同士の競争をどのように勝つか』が繁盛への近道でもあります。

同一店舗が多いからこそ

同種のお店が沢山存在する、そうなると生まれてくるのが『競争意識』です。 チェーン店同士、本部から日々の売上を報告し、それらを確認することで他店に負けないよう努力が求められます。 他の街に同じ店舗があるからこそ、ファストフード店のフランチャイズオーナーになった方は自動的に『他店より売上を良くするためにどうしたら良いか』を強く考えさせられます。

飲食店のみならず、起業すれば誰もが考えるところですがフランチャイズともなると、売上の低下は本部からの圧力はとてつもなくのしかかってきます。 違う街にある店舗とは異なる、独自の経営方針と行動によって他店舗との差別化を計っていかなくてはならないのです。

厳しく、熾烈な戦いが繰り広げられると言っても過言ではありません。 それくらいファストフード店のフランチャイズとは競争意識の激しい世界でもあります。

まとめ

ファストフード店の開業に際して、一般的な飲食店の開業とさして大きな違いはありません。 上げるとするなら、フランチャイズ契約が中心のファストフード業界において他店舗との競争意識が最も求められる要素です。 店舗へと支払わなくてはならないロイヤリティなどの問題もそうですが、売上重視で行動しなければなりません。

ですが回転率をただ上げればいいだけでもなく、質的・量的な面での劣化がない状態を維持していく必要があります。 売上と集客、そして肝心の店舗方針と、展開数が多い分個人営業のお店より、かなりハードな経営が待ち構えているのです。